イーリアス〈下〉 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
「アキレウスの怒り」を軸に進展するドラマは、後半にさしかかってさらに盛り上がりを見せる。ヘーレーの企み、パトロクロスの奮戦、そしてアキレウスとヘクトールの決戦。アンドロマケー、プリアモスの悲嘆もまた心を打つ名場面。傑出した学匠・呉茂一の詳細年譜(水谷智洋編)と本邦ホメーロス受容小史(沓掛良彦執筆)を併載。全二巻、ここに完結。
内容(「MARC」データベースより)
ギリシア文学の劈頭に位置するのみか、文学的世界遺産と称するに足る傑作「イーリアス」。神々と英雄・人間とが織りなす壮麗なドラマ。1953~58年刊岩波書店刊の3巻本を再刊。下巻には第十三書から第二十四書まで収録。
神曲 中 岩波文庫 赤 701-2 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
ウェルギリウスはダンテを導いて海浜より登り、たえず右に道をとりつつ門内外の各圏・各地を歴程して遂に楽園に達し、ベアトリーチェ現わるるに及びて去る。両詩人が海浜に立ちてよりダンテが楽園の水を飲むに至るまでに経過せる時間は三昼夜と約七時間なり。
ヘレネー誘拐・トロイア落城 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
トロイア戦争は世に名高いが、戦争の発端の一部始終を伝える作品となると、『ヘレネー誘拐』が現存するのみである。一方、戦争最後の夜の悲劇に焦点を絞り、有名な「トロイアの木馬」の製作過程を詳述した作品も『トロイア落城』の他にない。クイントゥス作『トロイア戦記』と相互補完し、トロイア戦争の全容把握に不可欠な小叙事詩二篇。本邦初訳。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
松田 治
1940年、鹿児島県奄美大島生まれ。東京教育大学文学部卒業(言語学)。東京大学大学院修士課程修了(西洋古典学)。現在、つくば国際大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ギリシア悲劇〈4〉/エウリピデス〈下〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
ギリシア悲劇全4巻完結!「エレクトラ」「バッコスの信女」他7篇。
ホラティウス全集 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
ホラティウスはヴェルギリウスと並び称される天性の詩人。素直な感情表現で自然な思いを発露し、ギリシア風の韻律を踏んだ「諷刺詩」「エポドン」「歌集(カルミナ)」「百年祭讃歌」「書簡詩」等、多種の詩形を駆使した待望の全集。「詩論」はアリストテレスの「詩学」とともに作詩法の規範として後世の西欧文学に多大の影響を及ぼした。
内容(「MARC」データベースより)
ヴェルギリウスと並び称される古代ローマの天性の詩人、ホラティウス。素直な感情表現で自然な思いを発露し、ギリシア風の韻律を踏んだ「諷刺詩」「エポドン」等、多種の詩形を駆使した作品を、詳細な解題と共に収録した全集。
ホメーロスの諸神讃歌 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
光り輝く青年神アポローン、秘儀の大母神デーメーテール、魂の導者にしてトリック・スターたるヘルメース、精液から生まれた美神アフロディーテー…ギリシアの神々の物語は西洋の文学・芸術に無数の素材を提供してきた。ギリシア神話はまた、西洋人の基層的な心性や世界観を知るうえで逸することのできない記憶の宝蔵でもある。数多い典拠のなかで、大ホメーロスの名を冠して伝存された本書は、内容の充実、作品の完成度、作風の多様をもってひときわ異彩を放つ。33篇22柱の神々に捧げられた讚歌集を流麗・典雅な日本語に移し替えるとともに、博捜の訳註・解題を付した唯一の全訳。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ホメーロス
古代ギリシアの詩人。活動時期は前8世紀後半か。生地はスミュルナないしキオス島とする説が有力で、盲目の詩人との伝承も多い。ギリシアのみならず、全西洋文学の鼻祖として、その名を冠して伝えられる作品により古来絶大な文化的影響を及ぼし続けてきた
沓掛 良彦
1941年生まれ。早稲田大学露文科卒業。東京大学大学院博士課程修了。東京外国語大学名誉教授、文学博士。西洋古典文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ラテン文学を学ぶ人のために (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
ギリシア古典の精髄をヨーロッパに伝え、近代文学の母胎となったラテン語ラテン文学の世界へ誘う、初の本格的ラテン文学史。
内容(「MARC」データベースより)
ギリシア古典の精髄をヨーロッパに伝え、近代文学の母胎となったラテン語ラテン文学。文学史的観点からラテン文学の発展をたどり、その特質と独創性に光をあてた初の本格的ラテン文学史。
アガメムノーン (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
トロイアー戦争のギリシア側の総大将アガメムノーンは,苦節10年の末ついにトロイアーの都イーリオンを攻略し,ようやく帰還した.しかしそこで彼を待ち受けていたのは,留守の間に不義を重ねていた王妃クリュタイメーストラーと,父アトレウスの王位継承権争いに始まる,一家の血にまみれ呪われた運命であった.新訳.
内容(「BOOK」データベースより)
戦争は何故起り、何をもたらすのか。ギリシアの総大将アガメムノーンは、ついにトロイアーの都イーリオンを攻略し、帰還した。しかしその朝、彼を待ち受けていたのは、留守の間に不義を重ねていた王妃クリュタイメーストラーと、アトレウス家の王位争奪に端を発する、一族の血にまみれ呪われた運命であった。現存最古の戦争批判文学。新訳。
セネカ悲劇集〈1〉 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
ヨーロッパ古典劇の成立にインパクトを与えた、セネカならではの独自の世界の全訳集。
ローマが残した永遠の言葉―名言百選 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
キケロ、カエサル、セネカ、オウィディウス、ホラティウス…ローマの賢人たちが書き残し、長らく西洋世界の基礎教養として受け継がれてきた名言の数々から、精選して百余りを紹介。人類が経験しうるすべてのことを経験したローマ人の言葉は、混迷の21世紀を生きる我々に、時に鋭く、時に切なく突き刺さる。生き迷う現代人必読の名句集。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小林 標
1945年北海道生まれ。京都大学文学部卒。大阪市立大学大学院文学研究科教授。ラテン・ロマンス諸語比較文献学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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